年末年始という1つの節目
2017/12/19
いよいよ2017年も残すところ10日余りとなりました。
弁護士業の繁閑は基本的に季節とはあまり関係がありません。
唯一、年末のこの時期は慌ただしくなることが多いです。
この時期には、毎年、調停や、和解がまとまりやすくなります。
直接理由を耳にすることはありませんが、実に人間らしいというか、年内に争いごとは解決して、気持ちよく年明けを迎えたいという正直な気持ちが強くなるからだろうと思います。
また解決まで至らなくても、区切りのいいところまで手続きを進めておきたいというご要望を肌で感じますし、またそれに応えたいという気持ちも強くなる時期です。
弁護士の仕事は、ご依頼者様の人生の分岐点でもあり、また"過去に対する精算と新たな人生の出発"という、つなぎ目に携わらせていただくことが多いわけですが、年末年始というのは、そのつなぎ目、節目として、シンプルに1つの良い機会なのだろうと思います。
人生の新たなスタートが年明けから出発できるように年末ぎりぎりまで最善を尽く続けたいと思います。
皆様にとって2017年はどんな年だったでしょうか。
この記事を読んでくださった皆様にとって、2018年がこれまでで一番充実しているといえる1年になることを陰ながら祈念しております。
みなと神戸法律事務所
代表弁護士 向井 大輔